日が昇るたびに僕は考える

日々読んでいる本の感想や日常の出来事から考えたことをつぶやいています。

中国って国が少し垣間見えたか

イタリアに行く直前に関西空港で購入した本である。

池上さんの「そうだったのか!中国」を読みながら、中国という国について考えさせられていた。
中国という国はなんという国なんだろうと思っていた。

加藤喜一氏は大学生の多感な時期を海外で生活する中で、中国という国と日本を見比べ、どちらが優れているというのではなく、どちらともの良いところ、悪いところを取り上げながら、現代中国の姿を描き出している。

この本を読むまでの現代中国のイメージは、
尖閣諸島や周辺諸国との領土問題を引き起こす国
・過去の戦争を起因とする反日感情の高い国
・毒入りギョウザ事件をはじめ、食の安全性の低い国
・自国技術と誇った中国版新幹線における事故と事故車両を埋めようとする隠蔽体質のある国
とまぁ、マスコミでこんな事件ばかりが目についており、良いイメージを持つことは難しかった。

でも、この本を読んで中国の生身の人間性を身近に感じることができた。
国としても安定のために努力をしているようである。

戦争という狂気が生み出した幾重もの不幸。
いつまでも分かり合おうとしないとお互い前に進めない。
相互の理解を深める橋渡しとして加藤氏にはこれからも頑張ってほしいと切に願う。


中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか (ディスカヴァー携書)中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか (ディスカヴァー携書)
(2011/03/20)
加藤 嘉一

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