日が昇るたびに僕は考える

日々読んでいる本の感想や日常の出来事から考えたことをつぶやいています。

読書録(アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎)

読み終えた感想としては、スッキリするようなしないようなもやもや感が残る小説だった。登場人物は、整った顔立ちを武器に女性関係がめちゃめちゃな河崎、大学を中退しペットショップで働く琴美、ブータンからの留学生ドルジの3人を中心の物語を中心に、大学生になったばかりの椎名、他人に無関心なペットショップの店長麗美、ペット殺しの男女3人組である。

2年前の物語と現在の物語が交互に描かれ、最後は一つとなって終結される物語の進行となっている。河崎に書店を襲って留学生に広辞苑をプレゼントする計画に巻き込まれる椎名とのめちゃめちゃな話から始まり、過去に起こったこととのリンクがしだいになされ、最後は復讐につながるのだが、残虐性の部分が気持ち悪くてスッキリしなかった。ただ、途中の会話や描写は村上春樹にも近いところがあり、面白かった。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)